第８８回　選手権大会　甲子園大会

　３回戦　１０日目　第４試合　（２００６年　８月１５日）　阪神甲子園球場　（２万人）

鹿児島工　対　香川西　

　【試合時間】　２時間９分　（１７：３０〜１９：３９）

　試合経過　　（独自の記録であり公式記録と異なるところがあるかもしれません）　　☆…好プレー

　※　９回表　宿利原選手の大きな左飛を左翼手落球。その間に一走は生還。しかし打者は三塁でアウト。

　〔投手交代〕　
　〔守備交代〕　８回裏（一）北園　　　

　【盗塁】　６回表　宿利原（打２時）
　【走塁死】　７回表　蒔元（打５番三強安時，本塁で），　７回表　今吉健（打６番左前安時，本塁で）
　【失策進塁】　９回表　蒔元，鮫島（打４番鮫島右越２時，ライトの中継が乱れその間に進塁）　

　〔投手交代〕　
　〔守備交代〕　

【試合経過】　（完全に鹿児島工寄りです）

１回表（鹿）　一死後，藤井選手の中前安をバントで送るが，４番鮫島選手は遊直。
１回裏（香）　榎下投手，三者凡退の立ち上がり。

２回表（鹿）　一死後，内村選手が三遊間を破り，バントで送るが，得点ならず。
２回裏（香）　無死一塁をバント飛球で送らせず，次打者の難しい遊ゴロを和田選手うまくさばき併殺。

３回表（鹿）　この回先頭の和田選手が左前に落とす安打。宿利原選手がバントの構えから四球を選び無死一二塁。
　　　　　　　　藤井選手が送って一死二三塁。死球で満塁とするが４，５番が打ち取られ先制機を逃し無得点。
３回裏（香）　この回も三者凡退で，榎下投手が危なげなく退ける。

４回表（鹿）　この回先頭の内村選手が右中間にライナーの安打。バントで送った後，四球で一死一二塁。
　　　　　　　　ここで二走が走り和田選手が右前にしぶとく落とし先制適時打。
　　　　　　　　続く宿利原選手が粘ったあと右線にライナーで運び２点適時二塁打を放ち追加点。
４回裏（香）　この回も三者凡退。遊撃手和田選手がライナーをナイスキャッチする。

５回表（鹿）　今吉選手の打球が相手投手の左足首に直撃するが三ゴロ。その後三者凡退。
５回裏（香）　二死から安打で走者を出すが後続を打ち取り，榎下投手，好投。

６回表（鹿）　この回先頭の新川選手が強い当たりで三遊間を破り，バントで送って一死二塁。
　　　　　　　　二死後宿利原選手の打球はまた投手の左足首をに当たり，投手は治療をする。
６回裏（香）　この回も三者凡退。榎下投手は落ち着いた投球で走者を許さない。

７回表（鹿）　この回先頭の蒔元選手が強い当たりで左前安。４番鮫島選手がバントで送って一死二塁。
　　　　　　　　今吉健選手の打球は三塁手強襲。打球が左前に転がり，二走本塁を狙うが本塁でアウト。
　　　　　　　　二死二塁，内村選手が三塁横を痛烈に抜く左前安。二走本塁を狙うがまたアウト。得点ならず。
７回裏（香）　榎下投手，連続三振を含み，またも三者凡退に打ち取る。

８回表（鹿）　一死後，榎下選手，うまくすくって左越に高々と打ち上げる本塁打。欲しかった追加点が入る。
８回裏（香）　無死から死球で走者を出すが，併殺に打ち取り，結果３人で終わらせる。

９回表（鹿）　この回先頭の蒔元選手が強い当たりで三遊間を抜き左前安。
　　　　　　　　続く４番鮫島選手が右翼フェンス直撃の二塁打。中継が乱れる間に一走が生還。打者も三塁へ。
　　　　　　　　続く５番今吉健選手が痛烈に三塁手右を抜く左線二塁打で三走生還。６−０とする。
　　　　　　　　さらに６番内村選手も左線にライナーで二塁打。７−０。その後榎下選手にも適時打が出て８−０
　　　　　　　　二死後，宿利原選手の大きな左飛を左翼手落球で一走生還。打者は三塁でアウトになる。
９回裏（香）　香川西の猛攻にあい，３点を失うが榎下投手が完投。

走者を出しながら得点できない苦しい展開であったが，榎下投手の好投でしのぎ，終盤突き放した。
鹿児島工，初出場ながら甲子園２勝して，見事ベスト８進出。

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